McAfeeが「大学生のセキュリティ意識向上の必要性」を強調
マカフィーのサイトで,下記の文書が公表されている。
大学生のセキュリティ意識向上の必要性
McAfee: 10/09/24
https://secure.nai.com/japan/security/mcafee_labs/blog/boosting-security-awareness-in-colleges.asp
私の見解では,現在の普通の大学生がこの文書に書かれている事項を理解していないとは思われない(普通未満の大学生であれば認識していないことがあることは認める。)。
問題は,これらの事項を知っていても事故を発生させてしまう大学生がしばしばあるということを認識することであり,そして,その原因を知ることだろうと思う。
原因のひとつとしては,「根拠のない自信」をあげることができるだろう。インターネット上で知識を獲得すると,その知識を単なる知識としてではなく深い理解と実践・応用に結びつけることがなされていないのに,何となく「何でもわかってるし,何でもちゃんとやれる」という自信をもってしまうという不思議な心理現象があるのだ。
このことは,何も学生に限ったことではないのだが,社会人の場合には事故を起こしてしまうと最悪の場合懲戒解雇を含む厳しい社会的制裁が待ち構えているので,真剣度が異なるかもしれない。
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