世界の人口の80パーセントは安全な飲料水が確保できない場所に居住している
下記の記事が出ている。
Water map shows billions at risk of 'water insecurity'
BBC: 29 September 2010
http://www.bbc.co.uk/news/science-environment-11435522
日本は安全だと思ってはいけない。
中国からやってくる黄砂が舞い上がり始めるあたりの場所には核実験場があるため,放射能汚染物質が大量に含まれている可能性がある。また,黄砂の中には中国の工業地帯から舞い上がる工場煤煙も混入しており,その中には様々な有害化学物質が含まれている。そのような汚染物質は微粒状のまま降り注ぐこともあるし,雨や雪に混じって地上に降りてくることもある。それらは空気中の粉末として肺の中に吸入されることもあるし,水に混じって消化器官の中に入り込むこともある。いずれにしても,体内被曝の原因となるし,発ガンのきっかけとなる可能性もある。そのレベルは,おそらく喫煙どころのことではないだろうと推測している。
そのような被害が真っ先に発生するのは中国の黄河以北の地域~モンゴル~東北部あたりだろうと思われるので,長い年数か経過すると,その地域は人の住めない場所となっているかもしれない。そして,朝鮮半島と日本も同じ運命に襲われることになるし,ジェット気流に乗って世界中をぐるぐると回りながら降下する汚染物質は海洋全域を汚染し,北米も欧州も汚染し続けることになる。
つまり,世界中で安全な水を確保できるところはないかもしれないということを理解しなければならない。
世界は,放射能を含め汚染物質を空気や自ら除去する技術の開発に努めなければならない。本来,これは中国がやるべきことだろうと思うが,それをやりはじめたとたんに政情不安になり,政府が転覆してしまうことがほぼ確実なので絶対にやらない。仕方がないので,被害者国のほうで対策を講ずるしかない。
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