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2010年8月27日 (金曜日)

中国:海老等の料理を食べると口の筋肉が溶解するという疑惑

下記の記事が出ている。

 市場も名店も困惑…ザリガニ「洗い粉騒動」で売上7割減―北京
 Searchina: 2010/08/26
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0826&f=national_0826_129.shtml

要するに,薬品を用いて食材である甲殻類の洗浄をしていることが多く,その残留薬品が口の筋肉を溶解させる危険性があることから騒動になっているようだ。

いかにも中国らしい話題ではある。

しかし,日本でも類似の事例がいくらでもあることを忘れてはならない。「日本だから大丈夫」は基本的には全く通用しない。誰が食材を輸入し,誰が食材を管理し,誰が食材を流通させ,誰が食材を調理しているのかを冷静に考えてみれば,答えは簡単だろうと思う。

なお,日本には,中国から,中国産,北朝鮮産(産地偽装)等の甲殻類が大量に輸入されている。

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ついでに思い出したので書いておく。

以前,中国に出張した際,茶畑のようなところに案内されたことがある。銘茶の産地だそうだ。農薬の使用量が著く,「よく死なないものだ」と感心したことが鮮明に記憶に残っている。

ところで,日本で流通しているペットボトル入りの茶飲料の中には中国製の原料茶が用いられていることがあるそうだ。

この場合,残留農薬の検査が確実に履行されているかどうかは不明だ。仮に検査が実施されているとしても,どの段階で,そのサンプルに対し,どの頻度でなされているかが重要であり,輸入見本品についてだけ検査しているような場合には,実は何も検査していないのと同じことになるだろうと考えられる。

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