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2010年8月 2日 (月曜日)

KDDIとソフトバンクの携帯公式サイトとしてゲームサイトを運営していたモバイル事業会社「シーズスタイル」社長(30歳)ら3名が常習賭博罪の容疑で逮捕

下記の記事が出ている。

 【衝撃事件の核心】新手の賭博「ネットでじゃんけん」摘発 これが業者ウハウハの狡猾システムだ (1/5ページ)
 産経ニュース: 2010.8.1
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100801/crm1008011201009-n1.htm

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コメント

こすげさん

世の中,よくわからないことだらけです。(笑)

投稿: 夏井高人 | 2011年5月14日 (土曜日) 16時11分

どーもです。ご返信有難うございます。
キャリアが悪いというのは、当時KDDIには、懸賞というカテゴリがあって、そこで、似たような懸賞サイトが100サイト以上あったんですよね。ちなみに、私の会社も、似た懸賞サイトをやっていました。

ここの会社だけ、独自でやっていれば
悪かったのですがね・・・
こういった懸賞サイトには、懸賞サイトASPがあったくらいなので、量産されて、公式サイトにたくさんあったことは事実です。
(今でもその残骸を見ることができます)

ですので、当該会社も賭博だとは思ってなかったというのは間違いないと思います。キャリアにも認証されたサイトですし、同じようなサイトを出したわれわれも思ってなかったのですから・・・・

ちなみに、懸賞じゃんけんぽんと同じようなゲーム企画で企画書を出しましたが、いわゆる、途中で企画を変更することなく、通っています(苦笑)

結局不起訴になったようですし、
モバイル業界の中では、政治的な謎の逮捕とされていますね・・・

そういった意味でキャリア側が悪いのでは?というのが、業界の通説になっています。

投稿: こすげ | 2011年5月13日 (金曜日) 18時35分

こすげ様 コメントありがとうございます。

仮にキャリアに何らかの責任があるとしても,賭博サイトの主催者について賭博罪が成立し有罪となることには何も変わりがないということを当然の前提にしたコメントとして理解いたします。

あくまでも一般論ですが,キャリアやプロバイダ等は非常に難しい立場にあります。規模が大きければ大きいほど,利用者数が多ければ多いほどそうです。比ゆ的に言えば,非常に大きな賃貸マンションの中の一室で賭場が開かれていたとしてもマンションの所有者(管理者)がそのことに気づくことは難しいし,室内を常時監視することは秘密に対する侵害となってしまうことがありますが,それと同じように考えることができます。

とはいえ,賭博サイトは,公衆に公開されており,外見からその内容を知ることもできるわけですので,その意味で,その賭博サイトの運用を許していたプロバイダ等について何らかの法的責任を問われることはあり得ます。この法的責任には,刑事責任(幇助等)のほか,民事責任や行政監督法規上の責任もあり得ると思います。報道によれば,某携帯会社では事前のチェックによりこのサイトを公式サイトとして登録することを排除したとのことですので,事前のチェックの甘さを指摘されれば,そのとおりというしかないかもしれません。

プロバイダ等の責任については,様々な問題があり,特にコンテンツやアプリケーションの提供に関与している場合にはそうです。今後更に研究が深められるべき分野だろうと思います。

なお,私は,現在,どのキャリアやプロバイダとも契約関係になく,完全に中立の立場にあります。したがって,「どこかのプロバイダ等を擁護するため又は非難するために書いているのではない」ということを念のため付言いたします。

投稿: 夏井高人 | 2010年8月13日 (金曜日) 08時18分

これは明らかにキャリア側が悪いでしょ

投稿: こすげ | 2010年8月13日 (金曜日) 04時58分

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