« WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)の脆弱性に関する議論 | トップページ | ファイル共有ソフト「シェア」に児童ポルノなどを流していた28歳の男が逮捕 »

2010年8月18日 (水曜日)

スペインでもGoogleストリートビューによるWifi傍受に対する捜査開始

下記の記事が出ている。

 Spain investigates Google Street View wi-fi snooping
 BBC: 17 August 2010
 http://www.bbc.co.uk/news/technology-11000854

Googleは間違いだったと説明している。

しかし,この記事でも示唆されているように,Googleの行為は過去4年間続いたということであり,4年間にわたって間違い続けることは難しい。

なぜなら,その間に膨大な量のデータが蓄積されているはずだからだ。

データの蓄積を目にしながら,知らなかったと言い逃れることは極めて困難なことではないかと思われる。

これは,普通の経験則によって理解可能なことだろう。


[このブログ内の関連記事]

 韓国:ストリートビューによるWifi傍受が犯罪になるとして,Googleに対し強制捜査
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/wifigoogle-8f1c.html

 Googleストリートビューは,世界60ヶ国で捜査対象とされ28件の訴訟が提起されている
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/google6028-72d6.html

 Googleストリートビューに対する捜査を開始した州が38州に増加
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/google38-312b.html

 Google ストリートビューによる無線通信傍受に関して欧州各国当局は捜査を続行中
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/google-c9d2.html

 ドイツ:データ保護官が,Googleに対し極めて厳しい姿勢
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/google-1cc5.html

|

« WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)の脆弱性に関する議論 | トップページ | ファイル共有ソフト「シェア」に児童ポルノなどを流していた28歳の男が逮捕 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)の脆弱性に関する議論 | トップページ | ファイル共有ソフト「シェア」に児童ポルノなどを流していた28歳の男が逮捕 »