ドイツ:Googleが当局(個人データ保護官)の要求に屈服しドイツの法律に従うことを約束した上で,ドイツでもストリートビューのサービスを提供する見込み
長らく交渉が続いていたが,やっと妥結する見込みとなったようだ。最初から「ドイツではドイツの法律に従う」という当たり前のことを約束すればよかったのにGoogleの経営者はあまりにも無知であり,そして,傲慢すぎた。しかし,これで終わったわけではない。今後も同じようなことが繰り返されることだろう。下記の記事が出ている。
Google to Introduce 'Street View' in Germany
AP: August 10, 2010
http://abcnews.go.com/Technology/wireStory?id=11363407
ちなみに,日本の政府は,あまりにも弱腰すぎたし,現在でも弱腰すぎると思う。おそらく,将来も弱腰すぎるだろう。
[このブログ内の関連記事]
Googleストリートビューに対する捜査を開始した州が38州に増加
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/google38-312b.html
Google ストリートビューによる無線通信傍受に関して欧州各国当局は捜査を続行中
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/google-c9d2.html
ドイツ:データ保護官が,Googleに対し極めて厳しい姿勢
http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/05/google-1cc5.html
| 固定リンク
« パブリッククラウドコンピューティングを利用する場合には,それに対応して従業員に対するポリシーを策定し周知する必要があるとの指摘 | トップページ | 韓国:ストリートビューによるWifi傍受が犯罪になるとして,Googleに対し強制捜査 »
コメント