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2010年8月26日 (木曜日)

Appleが英国団体によるモバイル環境影響評価ランキングを拒否

モバイルの製造・流通・利用・リサイクル・廃棄の全過程について環境影響評価をしようとする英国の団体(O2)のランキングにAppleのiPhoneを対象とすることをAppleが拒絶したようだ。下記の記事が出ている。

 Apple blocks iPhones from green ranking scheme
 Guardian: 25 August 2010
 http://www.guardian.co.uk/technology/2010/aug/25/apple-iphone-green-ranking

このランキングは,このO2という団体から各企業に対して多数の項目からなるアンケート調査がなされ,その回答に基づいて実施されるもののようだ。

日本で同様の組織・団体があるかどうかについてはわからない。

一般に,ランキングや懸賞というものは非常に怖いもので,上位に入れば名誉になるかもしれないが,下位になったり落選したりすると著しく企業イメージ等を傷つけることになる。

それでも,そのランキングが公平かつ合理的になされているのであれば,競争社会でもあるし,勝ち負けは当然のこととして受け止めることが可能だろう。

ところが,現実には,必ずしもそうではないことがあるから社会というものは恐ろしい。

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