Appleがネット上の旅行予約と買い物に関する特許を申請
下記の記事が出ている。
'Death to browsers!' cries Apple mobile-app patent
Register: 31st July 2010
http://www.theregister.co.uk/2010/07/31/apple_mobile_patents/
インターネット上では,有名な「ワンクリック特許」をはじめ,ネットビジネス関連の特許が数え切れないくらい多数存在する。だから,Appaleが特許申請をしたと聞いてもそれほど大事件ではないように思うかもしれない。
しかし,Appleの特許はブラウザを使わないスマートフォンの機能の一つとしての基本特許なのだ。このインパクトは大きい。
なぜなら,既存のネット取引関連特許は,ほぼすべてブラウザベースで機能するWeb上のサイトでのネット取引に関する特許だからだ。この点で,確かにAppleが申請する特許には新規性がある。
ただし,長年にわたりMicrosoftがOSとブラウザのバンドリングに関する独占禁止法違反の主張に悩まされてきたのと同様の苦悩を,今後,Appleが味わい続けることになるのではないかとも予想される。
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