ドイツ:政府が,個人データ保護上の問題があるとしてFacbookに対する調査を開始
ちょっと古い記事だが,下記の記事が出ている。
German officials latest to challenge Facebook
CNET: July 7, 2010
http://news.cnet.com/8301-13577_3-20009886-36.html
私見では,ドイツの個人データ保護法に違反していることは疑いないと思う。ビジネスモデルそれ自体が問題なのだ。
では,米国ではどうかというと,顧客の不満度が異常に高まっているようだ。主にプライバシー侵害に対する懸念によるものなのだが,これまたビジネスモデルそれ自体の問題として理解することができる。
Facebook hated as much as airlines, cable companies
MSN NBC: 7/20/2010
http://www.msnbc.msn.com/id/38324957/ns/technology_and_science-tech_and_gadgets/
一般に,商業宣伝広告料で儲けようというビジネスモデルについては,本質的な部分で再検討すべき余地がある。違法行為である疑いが漂っている。日本でも,商業宣伝広告で儲けようというビジネス(←詐欺的なものや欺瞞的なものが決して少なくない。)が非常に多い。その関連の書籍も山ほどあり,評論家のような連中が無責任なことを書きまくっている(←実際には,出版社から依頼されたライターが書いていることが多いものと推定される。そのような場合,評論家等は,いわば名板貸しのような行為をしていることになるので,一層罪が深い。)。
「消費者庁は一体何をやっているんだ!」と怒りたくなることがしばしばある。
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