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2010年6月 2日 (水曜日)

個人認証用ICチップをインプラントした科学者が,そのチップに感染していたコンピュータウイルスを自分の研究室のシステムに感染させたらしい

個人認証用チップを自分自身にインプラントして実験していたらしい。下記の記事が出ている。

 Scientist 'Infected' With Computer Virus
 Sky News: May 26, 2010
 http://news.sky.com/skynews/Home/Technology/Dr-Mark-Gasson-Scientist-Infects-Himself-With-Computer-Virus-And-Microchip/Article/201005415638978

この事例による教訓は,インプラントされたチップだけではなく,カードに組み込まれたチップにしろRFIDタグにしろ,ネットとは無関係と思われているデバイスからウイルスの感染があり得るということだ。そして,心臓ペースメーカーを含め,超小型のコンピュータ装置が内蔵されている小型デバイスもまたウイルスに感染し,制御を奪われたり異常動作をしたりすることがあり得るということをも意味している。コンピュータウイルス感染による殺人のような行為が現実味を帯びてきたということができるのではないかと思う。

[追記:2012年12月7日]

関連記事を追加する。

 First cyborg aims for telepathy
 Times of India: November 24, 2012
 http://articles.timesofindia.indiatimes.com/2012-11-24/bangalore/35332922_1_first-cyborg-robot-implant

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