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2010年6月28日 (月曜日)

Googleが,スマートフォン上にインストールされたAndroidベースのアプリケーションをリモートで消去

下記の記事が出ている。

 Google remotely wipes apps off Android phones
 CNET: June 25, 2010
 http://news.cnet.com/8301-27080_3-20008922-245.html

クラウドベースの環境では,今回のGoogleの措置のようにホスト側からリモートで端末側のアプリケーションを消去したり操作したりすることができるのは誰でも理解できることだろうと思う。

要するに,利用者の統制は,基本的には存在せず,ホスト側の統制しか存在しない世界へと変貌しつつある。

世界中,みんな奴隷化をめざしていると考えればよい。

というわけで,私は,パブリッククラウドの世界を説明する際には,SM(サドマゾ)の倒錯した欲望の世界に似ているとして説明するようにしている。もちろん,利用者の大半は,主観的には主体的に行動していると信じているのだが,客観的には自己を奴隷化するために必死になっているという趣旨だ。

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