総務省:通信・放送の融合・連携環境における標準化政策に関する検討委員会(第12回)議事概要
総務省のサイトで,下記の議事概要が公開されている。
通信・放送の融合・連携環境における標準化政策に関する検討委員会(第12回)議事概要
総務省: 2010年6月18日
http://www.soumu.go.jp/main_content/000070634.pdf
ちなみに,以下の記述は,上記の議事概要とは全く関係のない独白。
先日,某教授と会った。
某教授は,かつて,「通信と放送の融合」をぶっていたことで有名な人だ。会うと,いつも「融合する」「融合しない」で意見の対立が生じていた。今回も同じだったのだが・・・
私:やはり,どう考えても融合しないと思いますが・・・
某教授:融合するわけないじゃないですか
私:え? これまで融合すると主張されていたのでは?
某教授:誰がそんなこと言いましたか?
「世の中には,こんな身近に曲学阿世が存在するのだ」ということを実感した瞬間だった。
名誉毀損だとして損害賠償請求を受けると極めて迷惑なので名前は伏せることにするが,著名な教授であることは疑いがない。御用学者として重用されてきたことも周知のとおり。
要するに,冷や飯食ってでも信念を貫き,学者としてのプライドを維持するか,クラゲのように波間に漂うかは,その人の人生観によるのだろうと思うが,私は,迷わずに前者を選択する。真理は真理だ。
現在議論となっているクラウドがらみの問題にしても,遺伝子がらみの問題にしても,その他様々な問題にしても,いずれそんなに遠くない将来,私の見解のほうが正しいということが証明される日が間違いなくやってくる。
その日がやってきても,反対論者を圧殺したり罵倒したりしようとは全く思わない。どのような見解をもとうと,それは,思想・信条または学問的信念の自由の範囲内の問題だ。私見に対する反対論者でも当然自由だ。
ただし,ご都合主義の変節漢に対しては,内心で常に冷笑し続けることになるだろう。また,そのような人とは,深い信頼を必要とする仕事を一緒にすることができないので,その仕事上での拒否や拒絶や排除をすることになるだろう。
この数年間,とても苦しかった。今後しばらくもまだまだ苦しいだろう。
けれども,この極めて苦しい人生経験によって,私は,人間に対するリトマス試験紙のようなものを手にすることができたような気がする。杜子春を引用するまでもなく,人は,一般に,機を見るに敏な動物だ。そうでなければ,生き残れない。
そのことを非難する気はない。要するに,みんな弱い人間なのだ。
しかし,私は,今後,信念なき人間とは親しくお付き合いすることがないだろうと思う。
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