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2010年5月 5日 (水曜日)

IEの市場占有率が大幅に下落

これまでのブラウザ市場では,MicrosoftのIE(Internet Explorer)が独占的な地位を占めてきた。しかし,現在ではそうではないし,今後はもっと少なくなる見込みのようだ。下記の記事が出ている。

 Microsoft's Internet Explorer losing browser share
 BBC: 4 May 2010
 http://news.bbc.co.uk/2/hi/technology/10095730.stm

日本のソフトウェアベンダの中には,Webアプリケーションの提供のためにIEを用いることを前提としたソフトウェア開発をしているところが決して少なくない。そして,そのようにして開発されたソフトウェアは,IE以外のブラウザではうまく機能しないことがある。

今後,そのようなソフトウェアベンダは,IEしか知らないエンジニアを解雇し,どんなブラウザにも対応できるソフトウェア開発能力を有する者を採用せざるを得なくなるだろう。逆から言えば,エンジニアは,(クラウドベースのアプリケーションを含め)Webベースのアプリケーションを開発する以上は,世界中の全てのブラウザに常に精通している必要があるし,そのような能力を自己開発できないのであれば,転職を考えたほうが良いだろうと思う。

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