2010年の最初の四半期における脅威トップは,USBワーム
下記の記事が出ている。
USB Worm, Customized Targeted Attacks Dominate First Quarter
dark READING: 5 18 2010
http://www.darkreading.com/security/vulnerabilities/showArticle.jhtml?articleID=224900209&subSection=Vulnerabilities+and+threats
よく考えてみると,セキュリティソフトをインストールしている人でも,USBメモリやSDカードなどの脱着式の小型記憶媒体まで完全にウイルスチェックすることは,意外と少ないかもしれない。
また,無線で自動的に接続される他のデバイスの場合,セキュリティソフトで対応できないことがあり得るかもしれない。もちろん,外国で製造された小型デバイスの中には,スパイウェアやスパイチップが最初から埋め込まれている可能性が常にある。
世の中,何でもかんでも便利にしようとして,各種無線デバイスの開発が進められているが,実は,そのような製品開発こそが最大の脅威として理解すべきものかもしれない。
現状のまま野放図な状態が続けば,無線デバイスに関する厳格なセキュリティ基準のようなものを考えるしかなくなってしまうだろう。
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