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2010年4月16日 (金曜日)

サイバーパトロールモニター

随分昔の「隣組」と同じような感じなのだろうと思うが,「サイバーパトロールモニター」なるものが発足し,早速成果をあげているようだ。

 県警:「サイバーモニター」発足 犯罪につながる情報、県民が監視 /宮城
 毎日jp: 2010年4月16日
 http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100416ddlk04040090000c.html

人の移動の少ない時代の共同体では,自動的に相互監視機能がはたらき,犯罪の抑止につながっていたと思われる。その後,自動車(モータリゼーション)等の発達により,社会が大きく変化し,かつての時代のような相互監視機能が効果を発揮できない状態が続いていた。しかし,非常に多くの人々がネットを利用することができるようになるにつれ,相互監視の側に回ることのできる人の数も当然増加するわけで,再び相互監視機能がはたらくようになってきたと考えることは可能だろうと思う。

従来の「ネット社会論」の大勢は,このような状況の到来を予見していなかったと思われる。

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