米国:私人間の通信について国防のためになされているディープパケットインスペクションに対する批判
下記の記事が出ている。
Privacy protection essential in fight against cybercriminals, experts say
SearchSecurity.com: 03 Mar 2010
http://searchsecurity.techtarget.com/news/article/0,289142,sid14_gci1409059,00.html
RSA Conference 2010の一こまを紹介する記事なのだが,これだけ活発な議論がどんどんなされているあたりが米国の凄さの一つだといつも感じる。日本だと,どうしてもこういうわけにはいかなくなってしまうのが普通だ。日本人は,洗練され過ぎ,お行儀が良すぎるということなのだろう。
| 固定リンク
« Wi-Fi無線通信機能のあるPCでは,そのPCをシャットダウンさせていても,そのPC内にあるデータを盗み取られてしまう危険性がある? | トップページ | クラウドコンピューティングビジネスは,依然としてブレイクしそうにない »
コメント
高橋 先生
夏井です。
コメントをアップしようとすると,「現在ログインの状態となっている@nifty IDと、ココログをご利用の@nifty IDが異なる場合にこのページが表示されます。いったんログアウトして、再度ログインをお試しください。」とのエラーメッセージが出ることがあります。
ここのシステムは,壊れていると思います。
ちなみに,意味的に非常に大事なことを書こうとすると基本的に何かトラブルが発生します(このコメントを書いてアップするだけでも何回もエラーメッセージが出て失敗しています。)。「仕組み」というよりは「手作業」による妨害工作か何かをしている誰かがいるような感じがします。
投稿: 夏井高人 | 2010年3月14日 (日曜日) 16時13分
>何故かほぼ自動的にエラ
きわめてインテリジェントな仕組みなのかもですね。
ということで、直接のコミュニケーションが一番いいですね。コミュニケーションの秘密の保障もあるしね。
投稿: 高橋郁夫 | 2010年3月14日 (日曜日) 13時40分
高橋先生 こんにちは。
米国にいっておられたんですね。^^
このブログやコメントなどで難しいことを書くと,何故かほぼ自動的にエラーになってしまうようなので,今度直接にお会いしてお話ししましょう。(苦笑)
投稿: 夏井高人 | 2010年3月14日 (日曜日) 10時49分
>RSA Conference 2010の一こまを紹介する記事
現場で聞いてきました。リチャードクラークとマークローゼンバークの話ですがおもしろかったです。マークさんは、濫用の危険があるじゃないと反論したのですが、ちょっと押し切られ気味でしたね。
そのあと、でも濫用の危険防止のための機関が必要だろうと議論が収束していく感じでしたよ。
あと、クラウドがテーマのひとつでしたが、現場は、すごいクールでしたね(なんといってもセキュリティ関係者がメインですので)。夏井説は、通説というか、当たり前の感じで、日本の業界や官界がおかしいのかもしれません。
(私は、ただ、使えるように法律家なりが、知恵を絞ってみましょうという話にもっていくようにしています)
あと、ABAの人の予行演習の会議を覗いたり、ペチャクチャナイトがすごいはやっていたりと、おもしろかったです。
なんとか来年も、どっかファンドみつけていきたいなあ。
投稿: 高橋郁夫 | 2010年3月14日 (日曜日) 10時12分