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2010年3月27日 (土曜日)

無線でPC本体と通信するキーボードなどがハックされる脆弱性が発見

問題となる機器には,PC用の無線キーボードのほか,医療用の無線機器その他の無線によるコントロール装置などが含まれるらしい。この脆弱性により,キーボードその他の入力装置に入力されたすべての入力が傍受される可能性があるという。スニファーの一種と考えることができる。下記の記事が出ている。

 Kit attacks Microsoft keyboards (and a whole lot more)
 Register: 26th March 2010
 http://www.theregister.co.uk/2010/03/26/open_source_wireless_sniffer/

同様の指摘はこれまで何度もあった。少しも改善が進んでいないということになる。

ちなみに,私は,無線機器だけではなく,普通のキーボードなどの中にも,製造段階で既にスパイチップが組み込まれてしまっているものが相当多数あると考えているし,事後にスパイウェアがダウンロードされPC内に組み込まれてしまうことも相当多数あるだろうと推定している。

けれども,防御策はないわけではない。

傍受された信号の漏洩経路はPCなどが接続された通信回線ということになるだろうから,PCや機器類を通信回線に接続しなければ良いのだ。

機密を要する文書作成をする場合,決してPCをネットに接続してはならない。

したがって,機密を要する文書作成では,パブリッククラウドの利用は厳禁ということになる。さらには,重要な仕事は,ネット上で実行してはならない。

「ユビキタスコンピューティング」の発想は,それ自体として重大な脆弱性要素を大量に含んでいる。

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