サイバーエージェント社員が誤ってメール送信してしまったIDとパスワードを悪用し,中華料理店の外から同店の無線LANに接続した上で,サイバーエージェントのサイトに不正アクセス罪し,芸能人のIDやパスワードを公開した元ホリプロ契約社員の30歳の男が逮捕
下記の記事が出ている。
不正アクセス容疑:芸能人445人分のID“公開” 逮捕
毎日jp: 2010年3月17日
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100317k0000e040029000c.html
サイバーエージェントの社員が容疑者に宛てた電子メールで,芸能人の「IDとパスワードの一覧」なるものを送信してしまったことが最も問題かもしれないが,それ以上に,事件とは全く関係のない中華料理店の無線LANに店外からただのりしてインターネットに接続した上で,サーバエージェントのサイトに不正アクセスしていたということも問題だ。
無線LANは便利なものだが,方式及び設定の仕方により,誰でも外部から「ただ乗り」できてしまうという怖さがある。このことは比較的よく知られていることだと思っていたけれども,現実にはそうではなかったようだ。
ちなみに,私自身は,可能な限り無線デバイスを用いないようにしている。機密性が維持されているかどうか不安だし,それ以上に,動作が不安定だからだ。も しかすると,誰かによって傍受されているために無線通信が不安定になってしまうのかもしれないが・・・(笑)
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