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2010年3月 8日 (月曜日)

音楽コンテンツビジネスの勢力範囲に急激な変化-CDは消滅する?

下記の記事が出ている。

 Home streaming is 'killing music'
 Register: 8th March 2010
 http://www.theregister.co.uk/2010/03/08/npd_home_streaming/

 CDからデジタル音楽への「大移動」、Sony Music幹部が予測
 IT Media: 2010年03月03日
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/03/news059.html

短期的な集計が長期的な傾向を表現しているかどうかはわからないので,あくまでも予測に過ぎない。

しかし,私は別の面で音楽産業や映画産業の将来はそんなに明るくないと思っている。

その原因は,「濫造」だ。

くだらない作品があまりにも多すぎる。

本物の芸術作品というものは,そんなにたくさん製造できるものじゃない。

ちなみに,LPからCDに以降した時期,「CDのほうが音質がよいだけではなく長期保存に向く」というのがうたい文句だった。「長期保存」の点が嘘とはいわないが間違いだったことは既に周知のとおりだ。媒体はそんなに堅牢なものではない。これに加え,CDの販売実績が低下すれば,当然のことながら,CDプレーヤの製造・販売も急激に減少し,ついには消滅してしまう。仮にCDが残っても再生装置が存在しない状況が発生してしまうのだ。LPであれば,手作りでプレーヤを製造することが可能な範囲内にある。しかし,CDプレーヤとなると別だ。

「CDになれば少なくとも100年は保存可能」と豪語していた音楽産業は,どのような責任をとるつもりなのだろうか?

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