偽ブランド品をネットオークションで販売していた中国人が逮捕
下記の記事が出ている。
ネット競売で偽ブランド販売、容疑の中国人を逮捕
産経ニュース: 2010.2.2
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100202/crm1002021222006-n1.htm
ブランドそれ自体は知的財産権保護の問題だ。しかし,本来,知的財産権という法制度は,まともな事業者間での紛争解決のためにある法制度であり,最初から他人(他企業)の知的財産権を尊重する気のない者に対しては業法的な対処は全く無意味だ。そのような者に対しては,処罰と損害賠償請求を迅速かつ確実に実行できるような法制度が確立されなければならない。それゆえに,知的財産権として保護される対象の範囲は,可能な限り明確でなければならないし,かつ,あまり幅広いものであってはならない。
いずれにしても,今後,ネットオークションやSNSなどの場を悪用した経済犯がもっと増加すると見込まれるので,警察は,この分野で優れた捜査能力を有する警察官を充実させるための努力を継続すべきだと考える。
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