« 群馬県教育委員会が学校裏サイトの調査結果を公表 | トップページ | 韓国:来年から中学校でも情報セキュリティ教育を実施 »

2010年2月16日 (火曜日)

ニュージーランド:児童の保護の目的でのフィルタリング強制が来月から実施

ニュージーランドでは,児童に有害なサイトへの接続を遮断してしまうフィルタリングが来月から実施されることになった。その実施により,少なくともニュージーランドの利用者の目からすれば,非常に多くのWebサイトが消え去ってしまうことになるらしい。また,逆に,遮断されたサイトからニュージーランドへのアクセスが全くできなくなってしまうようなので,その遮断されたサイトから見れば,ニュージーランド全体が消え去ったように見えてしまうかもしれない。下記の記事が出ている。

 NZ's filter starts next month
 ZD Net AU: 16 February 2010
 http://www.zdnet.com.au/news/communications/soa/NZ-s-filter-starts-next-month/0,130061791,339301140,00.htm

フィルタリングといっても様々なタイプのものがあるし,上記の記事が正確であるとは限らないので,現実に実施された後でなければ評価しようもない点もある。しかし,一般論としては,あまりにも強すぎるフィルタリングは,そのフィルタリングを実施することが逆に社会全体に対して有害なものとなる可能性はある。例えば,中国における国家規模での強力なフィルタリングをその例にあげることができるだろう。

さて,もし日本で同じような強いフィルタリングが強制されたと仮定すると,おそらくこのブログもまたネット上から消え去ってしまうことになるに違いない。なぜなら,大人の専門家を読者に想定したブログなので,かなりきついことも書いてあり,それが児童にとって有害であると判定される余地があるからだ。

「有害」かどうかを判定基準とすることは,主観的要素によって判断が左右されることになる危険性があまりにも大きいので,間違っている。どの法律(強行法または刑罰法令)のどの条項に違反するかを明確にした上で判定がなされるべきだろう。

|

« 群馬県教育委員会が学校裏サイトの調査結果を公表 | トップページ | 韓国:来年から中学校でも情報セキュリティ教育を実施 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 群馬県教育委員会が学校裏サイトの調査結果を公表 | トップページ | 韓国:来年から中学校でも情報セキュリティ教育を実施 »