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2010年2月11日 (木曜日)

フェアユースをめぐる議論

日本国の著作権法に「フェアユース」条項を入れるべきかどうかという点をめぐる議論がひどい状態になっているようだ。

 文化審・著作権分科会、フェアユースに権利者側から意見集中
 IT Pro: 2010/01/28
 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100128/343889/

この問題に関して,小倉先生がわかりやすいブログ記事を書いておられたので,私も賛成の趣旨のコメントをした。

 フェアユースが日本の法体系にも馴染む
 http://benli.cocolog-nifty.com/benli/2010/01/post-40f0.html

しかしまあ,露骨に私利私欲だけの姿勢に基づく立論だと何となく「みっともない」と思うのだが,そのように思うのは私だけなのだろうか?

ちなみに,著作権制度に関しては,このほかにも(補償金制度などを含め)いろいろとひど過ぎる議論がいっぱいある。そのように主張する人々が自分の主張のことを「ひどすぎる」とは全く感じていないらしいところが最もひどすぎることかもしれない。

なお,あくまでも一般論だが,日本国は自由競争社会ということになっているので,需要がなくなれば収入が減少するのは当たり前のことだ。その収入の不足分を強制徴収のようなかたちで補うべきだとするような主張は,共産主義国においてさえも見当たらない乱暴すぎる見解ではないかと思う。

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