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2010年2月13日 (土曜日)

米国:軍のシステムに対する攻撃は深刻

米国の軍は,攻撃元が中国であり,サイバー戦争の一種だと考えているようだ。

 Cyberwar: How China’s Hackers Threaten the U.S. Armed Forces
 Faster Times: February 12, 2010
 http://thefastertimes.com/defensespending/2010/02/12/scaling-the-firewall-chinas-utilization-of-cyberwarfare/

しかし,よく考えてみると,打開策はありそうだ。

1つ目は,軍や諜報関係を含め,重要な通信についてはインターネットを使わなければよい。おそらく,民間の費用でインターネットを構築させ,それを軍事や諜報に利用すれば安上がりという発想だったのだろうと思うが,安いものが悪いことはどんなことでも同じだ。莫大な費用をかけて,軍専用回線網を構築すれば問題は解決する。

2つ目は,どんなに防御してみても飽和攻撃には適わないということを認識すべきだということだ。例えば,全てのPCに攻撃用ボットを忍ばせることに成功したと仮定した場合,ボットを設置したPCの台数が要するに弾丸や砲弾の数と同じ役割を果たすことになる。そして,そのPCの数の多寡が自動的に弾幕の濃さのようなものに反映されることになる。このような一般法則が成立すると仮定した場合,双方とも同じように攻撃用ボットを設置することに完全に成功していたとしても,明らかに米国に対して攻撃をしかける可能性のあるPCの台数のほうが多いことから,勝敗は既についていると考えることができる。したがって,軍としてはPCを使わなければよいという結論になる。

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コメント

キメイラさん こんにちは

最後は武士道で頑張るしかないかも…(笑)

投稿: 夏井高人 | 2010年2月14日 (日曜日) 17時18分

 米軍mil-net-2ndはC4I-MCAクローズドネットで確立してますが,1stは民生用電話回線やインターネットに大きく依存しているから,シャノンの法則の飽和点を越えられないのでしょう。何といっても回線容量と抗たん性(幻想w)のサイズが1stと2ndでは大きく違うからです。
 もっとも,海底光ファイバーケーブル陸揚げ地点と軍事回線供用通信衛星を核攻撃されたら,1stと2ndは共倒れでオシマイというC4Iファイナルカタストロフィは防護のしようがありません。残るはELF~HFという脆弱な長距離通信があることはありますが(汗。
 サイバーテロより物理的ボムテロの方が,結局有効だからです。それはPCを放棄しても変わらない悪夢です(汗。

投稿: キメイラ | 2010年2月14日 (日曜日) 12時47分

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