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2010年2月26日 (金曜日)

情報ネットワークが広範に普及している国は,サイバー戦争の対象として狙われやすい

サイバー攻撃は,ネット経由でやってくる。だから,情報網が発達した国ほどターゲットにされやすいということは自明の理に属する。下記の記事が出ている。

 We're losing the cyber-war. Here's the strategy to win it.
 Washington Post: February 28, 2010
 http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/02/25/AR2010022502493.html

このような攻撃からの防御力を高める方法は簡単だ。重要な施設等に対しては,インターネット経由では絶対にアクセスできないように物理的に異なる回線を設置することだ。いわば核シェルターの電子版といったところだ。

不景気なご時勢なので,物理的な回線網の敷設工事のために公共投資をすれば,貴重な自然と生態系を破壊してダムを造るよりはずっと意味のある仕事になるし,景気浮揚策にもなるのではないだろうか?

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