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2010年2月13日 (土曜日)

電子メールにプライバシーはない

FBIが通信記録を2年間保存するようISPに要求していることは既に書いたが,このことがかなりの波紋を呼んでいるようだ。というのは,完全な記録が保存された場合,例えば,消去されたはずの電子メールが少なくとも2年間はISPのサーバ内のどこかに記録され保存され続けることになるからだ。その保存されたデータがFBIによって捜査対象になるかどうかは判らない。たぶん,大半はそうならない。問題なのは,保存中の記録が「誰に読まれはしないかと」いうあたりにありそうだ。

 Claim your e-mail privacy
 Norman Transcript: February 13, 2010
 http://www.normantranscript.com/localbusiness/local_story_044021538

というわけで,そろそろWebメールの利用をやめて自前のメールサーバを立ち上げないといけないようなことになってきたのかもしれない。しかし,それでもなお全パケットを保存するタイプの通信履歴(ログ)の記録がなされると結局は同じことになる。したがって,「大事な用件は,絶対に電子メールでやりとりしてはならない」というビジネス上で最重要な鉄則を守るということに帰着することになる。


[このブログ内の関連記事]

 米国:FBIが,ISPに対し,児童ポルノ及びその他の重大犯罪と関連する通信記録を2年間保存するように要求
 http://cyberlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-10d2.html

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