米国:若い世代ではブログが斜陽化との調査結果
下記の記事が出ている。
U.S. teens lose interest in blogging: study
REUTERS: Feb 4, 2010
http://www.reuters.com/article/idUSTRE6135OH20100204
このブログも,オジサン世代の残滓のようなものかもしれない・・・(笑)
ちなみに,ブログを去った若者達は,SNSやメール交換のほうに行ってしまっているようだ。
よく考えてみると,私の場合,大昔のパソコン通信や電子掲示板などから始め,自分のホームページを作成するようになり,メーリングリストを運営し,そして,ブログを書くようになった。
「ブログを続ける」という営みは,ある程度経験を積んでからでないと難しい部分があるのかもしれない。コンテンツは,自然にあふれ出てくるものではなく,長い人生経験の中で事件をかけて蓄積し醸成したものを切り売りしているという部分が多い。
他方では,そもそも目的が異なるということもあるかもしれない。
私の場合,読者がいようといまいとおかまいなしにブログ記事をどんどん書いてしまう。しかし,若い世代では,要するに「友達」や「恋人」や「仲間」を得るためにネット上のツールを使っているだけなのかもしれない。だとすれば,誰か相手の反応が得られない場合には,さっさと去ってしまうことになるだろう。
もし仮にそうだとすれば,ネット上のツールが社会を変えるという立論は難しくなる。やはりツールはツールに過ぎないと冷静に考えたほうが妥当そうだ。
人間も動物の一種なので,当たり前といえば当たり前のことではあるのだが・・・
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