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2010年2月 7日 (日曜日)

米国:FBIが,ISPに対し,児童ポルノ及びその他の重大犯罪と関連する通信記録を2年間保存するように要求

サイバー犯罪条約の中には,インターネットサービスプロバイダ(ISP)に対し,トラフィックデータ(←日本では「通信記録」または「通信履歴」と理解されることが多い。)を一定期間保存することを求める条項がある。これと歩調を合わせるようjにして,EUでは,データ保全指令(Data Retention Directive)が可決された。しかし,日本国では,サイバー犯罪条約に対応するための刑事訴訟法の改正が頓挫した状態になっているし,同条約加盟国のプライバシー保護団体などから厳しい批判に晒され続けている。EUでは,データ保全指令の履行に関して厳しい議論がある。米国でも全く同じ状況にあるが,FBIは,ISPに対し,児童ポルノ及び重大犯罪の捜査のため,これらの犯罪と関係する通信記録を2年間保存するように要求したようだ。下記の記事が出ている。

 FBI wants records kept of Web sites visited
 CNET: February 5, 2010
 http://news.cnet.com/8301-13578_3-10448060-38.html

おそらく,日本国においても,警察庁から日本のISPに対して同様の要求がなされることになるだろう。

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