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2010年1月23日 (土曜日)

求職者を狙うネット詐欺

ネット詐欺には様々な手段があり,それを実現するための電子技術を選ばない。Webサイト上のフィッシングサイトで個人情報を入手してそれを悪用する例もあるし,Twitterで誘いをかける例などもある。ターゲットとなる人々のカテゴリーも様々なのだが,最近は,不景気の下で休職中の失業者を狙ったスパムメールのような詐欺メールが増加しているようだ。下記の記事が出ている。

 Online job scams rise with unemployment
 San Francisco Chronicle: January 18, 2010
 http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2010/01/17/BUP71BJ2RJ.DTL&type=business

 Net scams profit from desperate jobseekers
 BBC: 8 January 2010
 http://news.bbc.co.uk/2/hi/programmes/click_online/8448966.stm

 New Spam Campaign Targets Unemployed;Exploits Twitter
 All Spammed Up: November 23, 2009
 http://www.allspammedup.com/2009/11/new-spam-campaign-targets-unemployedexploits-twitter/

この記事は海外での例なのだが,日本でも同じような詐欺目的でのスパムメールがかなりたくさんある。詐欺メールではないが迷惑なスパムメールと詐欺メールとを分けて考えた上で,(受信者の選択により)これらのメールを自動的に消去したり,あるいは,詐欺メールについては自動的に捜査機関に情報が収集されるような仕組みが構築されても良いのではないかと思う。

ちなみに,日本では,生活保護者等に宿泊施設を提供している者が生活保護費をピンはねして巨額の利益を得ているような事例がある。この場合,手段としては電子的なものを使っているわけではないが,ギリギリの収入しかない者から更に搾り取る行為という点では失業者を狙ったネット詐欺と同じ類型に属するといえるのではないだろうか。このようなタイプの詐欺類型を「搾取詐欺」とでも名づけたらよいだろうと思う。

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