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2010年1月 9日 (土曜日)

Googleは資源取引企業をめざしている?

下記の記事が出ている。エネルギー企業になるかもしれないということだ。

 Google Applies to Become Power Marketer
 New York Times: January 7, 2010
 http://bits.blogs.nytimes.com/2010/01/07/google-applies-to-become-power-marketer/

 Google seeks to become energy trader
 The Register: 8th January 2010
 http://www.theregister.co.uk/2010/01/08/google_as_energy_trader/

Googleのプライベートネットワークを駆使して情報を集めていれば可能なことだろう。地理データや地質データは(公開されていないものを含め)ほとんど収集し尽くしていることだろうと想像する。企業データは当然全て把握している。そして,スマートグリッドを構築する能力もあるに違いない。

ネット上の情報は公開情報ばかりなので,ネット上の情報を使って取引の判断をしてもインサイダー取引にはならない。著作権処理がなされていない書籍データを収集しそれを利用している場合には著作権法上の問題は生じ得るし,現にフランスでは侵害が認定されて敗訴判決を受けているとはいえ,書籍・論文等のデータをほとんど全て集め終わっていることだろうから,Googleは,プライベートでありながらも世界最大規模のデジタル図書館を自社資産として運用していることになる。集積され集中管理される情報を駆使すれば,これまでとは異なるタイプの経営判断が可能となるかもしれない。普通の企業にはそれができない(←普通の企業経営者は,巨額の費用を支出して知識を収集・蓄積・応用するということをやらない。通常は無償または廉価でそれを奪い取ることだけ考えている。)。

なお,今後どのように進んでいくかにもよるけれども,場合によっては独占禁止法上の問題が発生してしまう可能性はないとは言えない。

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