子供達は有害サイトへのアクセスをブロックする仕組みを簡単に乗り越えてしまう
内外とも「有害サイト」へのフィルタリングが盛んに行われている。しかし,これまた内外とも,子供達にとっては簡単に乗り越えることのできる障壁かもしれない。大人が考えるよりも子供達はずっと賢い。例えば,アクセスが禁止されている有害サイトにアクセスするためにプロキシを利用することなどもすぐに覚えてしまう。下記の記事が出ていた。
More students 'bypassing school internet security', says analysts
International Business Times: 29 December 2009
http://ibtimes.com.au/articles/20091229/more-students-bypassing-school-internet-security-says-analysts.htm
そもそも学校や家庭で有害サイトへのアクセスを禁止してみたところで,そこら中にアクセスポイントとデバイスが用意されている社会なので,その全部を親や教師などが管理(監視)することなど不可能だ。もしかすると,携帯電話でインターネットにアクセスしている者の数はPCでアクセスしている者の数よりも多いかもしれないのだけれど,携帯電話からインターネットに接続することができるということを知らない親の数はもっと多いかもしれない。
ジェネレーションギャップというよりも,生きた時代が異なるので,親のほうが新たな電子技術についていけなくなってしまっているということも言えるかもしれない。
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