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2009年12月14日 (月曜日)

Facebookでのワームの脅威は拡大する一方?

Facebookなどにおけるワームの脅威は依然として続いている。下記の記事が出ている。

 Viruses That Leave Victims Red in the Facebook
 New York Times: December 13, 2009
 http://www.nytimes.com/2009/12/14/technology/internet/14virus.html?_r=1&ref=technology

 Facebook Users' Holiday Spirit Target of New Koobface Variant, Reports PandaLabs
 Melodica.net: 13 December 2009
 http://www.melodika.net/index.php?option=com_content&task=view&id=13263&Itemid=50

ネットの大衆化が最も根源的な要因だろうと思う。こうなってくると,「誰にでも使いやすい」というコンセプトを廃止し,基本的には専門家でなければネットを使えないようにするしかないかもしれない。つまり,「ICTという考え方の基本を放棄すべきだ」ということになる。

日本のSNSは,たまたま英語を使っていないことが多いので現実の被害が顕在化していないけれども,いずれそんなに遠くない将来,非英語圏のサイトも同程度の脅威にさらされることになるだろう。そこでは,サイト側の努力だけではどうにもならない問題が生ずる。つまり,「日本でもネットが大衆化している」という問題と直面することになるのだ。

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