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2009年12月22日 (火曜日)

クラウドコンピューティングの利用が2011年には大幅縮小するという予測

2009年12月現在,大手のIT企業の多くがクラウドコンピューティングに大規模投資をしている。それだけビジネス上の見込みがあると経営判断しているのだろう。しかし,クラウドコンピューティングには未来はなく短命に終わるという見解もある。下記の記事が出ている。

 The Future of Data Storage: FCoE, SSD Mergers, But No Clouds
 Strage: December 21, 2009
 http://www.enterprisestorageforum.com/technology/features/article.php/3854711

この記事の執筆者の近未来予測が当たるかどうかは判らない。経済現象というものは奇怪なもので,例えば「技術的優位性」といった要素だけでは動かないことが多いからだ。

しかし,これまで何度も指摘してきたとおり,私は,「クラウドコンピューティングサービスは現状でも既に供給過剰になっている」と判断している。その結果,サービス提供による利益率がどんどん減少することになり,ビジネスとしては成立しなくなっていくのではないかと予測している。

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