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2009年10月19日 (月曜日)

米国:携帯電話の着メロは演奏権の侵害にはならないとの判決

米国で,携帯電話の着メロ演奏は,音楽著作物の演奏権侵害にはならないとの判決が出たようだ。

 「着メロは演奏、著作権を侵害」の主張、裁判所が棄却
 IT Media: 2009年10月16日
 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/16/news054.html

 Court Rules That Phones Ringing in Public Don't Infringe Copyright
 EFF: October 15th, 2009
 http://www.eff.org/deeplinks/2009/10/court-rules-phones-ringing-public-dont-infringe-co

著作権法の解釈の問題はさておき,一般論として,「着メロ」なるものに反感を持っている人は決して少なくないと信ずる。少なくとも,私は「着メロは公害の一種だ」と理解しており,法律でもって厳しく禁止すべきものだと信じている。

「着メロ」は,とにかく,うるさい。しかも,あまりにもくだらない楽曲(駄作)が多すぎる。

とはいえ,私は,こうやって自分の理解や気持ちや不満などをブログ記事に書くだけだ。仮に満員電車の中で「着メロ」の大騒音があっても,何も言わずじっと我慢している。このことは,満員電車の中で,自分勝手な者が大声で通話していても,注意せずにじっと我慢しているのと同じことだ(←正確には,下手に注意すると,逆ギレされ,殺される危険性が極めて大きいので,何もできないというのが本音。)。

しかし,世間を見渡してみると随分と短気な人が増えているように思う。可能性の問題としては,いずれ「着メロ」殺人が頻発するようになるのではないかと心配している。

もし本当にそのような恐ろしいご時勢になったら,もちろん携帯電話会社にも法的責任が発生することは言うまでもない(←このブログ記事が公開された日時以降の時点においては,どの携帯電話会社も予見可能性を肯定されてしまうことになるだろう。)。

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