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2009年10月27日 (火曜日)

モバイル通信のトラフィック問題

誰でも当然に気付くべき「当たり前のこと」が専門家の意見として下記のように紹介されている。「英国には想像力の欠如した専門家しか存在しない」とは思いたくない。なぜなら日本でも米国でも基本的に状況は同じだからだ。当たり前のことを当たり前のこととして推測または予測できない人があまりにも多すぎるように思う。

 Mobile net 'heading for data jam'
 BBC: 26 October 2009
 http://news.bbc.co.uk/2/hi/technology/8325634.stm

有線であれば物理的にケーブルを増設した分だけ同時に利用可能な論理的回線数を増加させることが可能になるが,無線の場合,特定の周波数帯を細かく時分割して利用しているだけなので,当然に物理的なキャパシティの限界が存在する。

したがって,「無線通信の未来はそんなに明るいものではない」ということを十分に理解した上で,「現時点で何をすべきか」を考えるのが正しい発想だと言える。

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