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2009年10月15日 (木曜日)

米国:2009年9月は医薬品関連のスパムが全体の70パーセント

下記の記事が出ている。

 Pharmacy scam accounts for 70% of spam in September
 USA Today: October 13, 2009
 http://blogs.usatoday.com/technologylive/2009/10/pharmacy-scam-accounts-for-70-of-spam-in-september.html

私のところに毎日何百通とやってくるスパムメールの中で英語のものについて調べてみると,確かに医薬品関連のものが多い。例えば,バイアグラその他の性欲増進剤の安売りのスパムメールなどがそうだ。しかも,そうしたメールの大半が詐欺メールだと推定できるものばかりだ。

これに対して,日本語のスパムメールでは風俗関連のような内容のものが多い。しかも,それらのメールの大半についてもまた詐欺メールだと推定できる。

要するに,少なくとも私がこれまで調べてきた結果に関する限り,ネット上の商業宣伝広告の圧倒的多数は詐欺メールだと推定してよい。受信者の事前の明確な同意がある場合を除き,基本的に禁止したほうが良いのではないだろうか?

ちなみに,メールによる商業宣伝広告を禁止しても,「まともな会社」の営業成績には何らの影響も与えないだろうと思う。ユーザは,商業宣伝メールが送られてきても,それを読むことは滅多にないので,メールには商業宣伝広告の効果はないと断言できる。ユーザは,必要があれば,Web上の関連情報を自分で検索して調べ、購入するかどうかを判断するだろう。

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