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2009年9月18日 (金曜日)

米国:Googleが連邦政府のシステム受注に意欲

下記の記事が出ている。

 グーグル、「連邦政府向けクラウド・サービス」を2010年から開始予定-「複数の政府機関と交渉中」と同社
 Computer World: 2009年09月16日
 http://www.computerworld.jp/topics/cloud/162589.html

Googleの物理サーバがどこに存在しているのかについては,実際には謎の部分もあるけれども,一般的に理解されているところによればシステムの冷却費用が低廉な国(非米国)に所在しているとされている。しかし,もしGoogleが連邦政府のシステムを受注するとすれば,物理装置を米国内に設置しなければならなくなることから,その設備投資や運用費用等が非常に大きなものとなり,Googleの経営をひどく圧迫する可能性があることは否定できない。

なお,Googleに限らず,クラウドコンピューティングやグリッドコンピューティング等では,物理装置の物理的な所在場所が曖昧になってしまうことが少なくない。P2Pでもそのことは同じだ。バーチャルなIPアドレスが他の識別可能なものとして存在していても,現実の物理装置の場所とは一致していないのだ。このことは,物理装置に対する情報セキュリティ上の管理体制をも曖昧なものとする非常に問題のある要素の一つとなっている。そして,この曖昧さを本気で解消しようとすれば,そのようなシステムは「クラウド」とは呼べないものとなってしまうことになるだろう。

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