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2009年4月23日 (木曜日)

IPA:ゴールデンウィーク対策

ゴールデンウィークになると,企業や官庁等のシステム管理担当者も休暇をとるので,組織の規模によっては管理者が全く不在という事態が発生することがあり得る。そのような時期に何らかの攻撃があると,適切な対応をすることは難しい。IPAでは,そのような事態を想定した対応をすべきだと注意喚起をしている。

 【注意喚起】 ゴールデンウィーク前に対策を
 IPA:2009年4月23日
 http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert20090423.html

同じことは個人が利用しているPCでも言えるはずなのだが,一般的には,個人が休暇を楽しんでいる間は,私用PCの電源を切ってしまっていることが多いだろうから,誰かが攻撃したいと思っても攻撃の対象がネット上から消え去っているので(←ネット上では,電気がなければ何も存在しないのと同じ。),その期間内での攻撃を考える必要はないだろうと思う。問題は,休暇期間がおわり,電源を再投入し,ネットにつなぐときではないだろうか。何しろ,ウイルス対策用のパターンデータなどを休暇前に更新していたとしても,休暇をあけた時点では相当陳腐化していて最新の攻撃に耐えられないという事態が発生し得るからだ。

まあ,とにかく便利なようで面倒さが常につきまとってしまう道具のようだ。

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