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2009年1月15日 (木曜日)

病院の薬品や血液を保管用冷蔵庫の温度管理をするためのRFIDタグ

RFIDタグを人間の個体識別等に用いる場合,個人情報保護やプライバシー保護の上で問題が生ずることは従来から議論されてきたことだし,私もその関連の論文を情報ネットワーク法学会の学会誌上で公表したことがある。私は,これまで「どうして,ことさらプライバシー侵害の発生の可能性が高い領域ばかりでRFIDタグの応用をやろうとするのだ」との批判もしてきた。プライバシーの利益を含め様々な法益侵害が発生する可能性が低い領域で,RFIDタグの応用が適切で場面が多数あるのに,あえて問題のあることばかりやろうとする企業の姿勢が理解できなかった。

ところが,先ほど,別のことでネット検索をしていたら,たまたま下記の記事を見つけた。

 NEC、米国セイント・ジョセフ病院にアクティブRFIDタグ活用の温度管理システムを構築
 IB Times: 2009年01月14日
 http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090114/26959.html

この記事によれば,「病院内の薬品や血液などが格納されている冷蔵・冷凍庫に温度センサー付きアクティブRFIDタグを設置し、同タグから定期的に温度データを収集することで病院内に保存されている薬品や血液などの温度管理を行う」システムだとのことだ。

このシステムは,RFIDタグの応用例としては,とても良い応用例だと思う。

移動する対象にRFIDタグを付してトレースすることばかりにとらわれ,そのような固定観念の檻の中に閉じ込められている者は,本当の市場を見出すことができない。

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