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2009年1月12日 (月曜日)

やらせブログ記事の番組作成

テレビ朝日の番組の中に,ネット上にに実際に存在するブログ記事のように見せかけて,その記事内容が正しいかどうかを判断させる「情報整理バラエティー ウソバスター!」というクイズ番組がある。その「ブログ記事」なるものが,実は番組スタッフが製造した「やらせ」だったことが判明した。

 番組用にブログを“捏造”?=テレビ朝日の情報バラエティー
 時事通信: 2009/01/12
 http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=soc_30&k=2009011200088

実は,私は,たまたまこの番組を実際に観ていた。私が現実に受けた印象としては,テレビ画像で放映されているブログ記事が実在するという印象をことさら強めるようなものだった。普通の人なら,その映像を観て,実在のブログ記事だと簡単に信じてしまうだろうと確信する。

このような「ウソ番組」は,あってはならない。バスターが必要なのは,この番組ではないだろうか?

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コメント

キメイラさん コメントありがとうございます。

裁判所の判決動向を見ていると,派遣契約を無効とした上で黙示に雇用契約の成立を認定した事例とか,正規雇用と非正規雇用の違いを区別しないで使用者としての損害賠償責任を認めた事例とかが蓄積されてきております。要するに,「実質でみる」という方向に動いているのではないかと考えられます。当たり前のことですね。

企業であれば,「法人格否認の法理」があります。同じような理屈で,雇用契約の場面等でも,法人格の濫用と認定すべき事情があれば,形式的な法人格の相違を否認した上で法的責任を認めるべき場合が多々あるように思います。

脱法行為として法人格を含む様々な法形式を濫用することは当然許されないことです。世間には,そのようなアクドイことをサポートするためのコンサルタントのような人々がいくらでもいます。しかし,脱税を含め,何らかの意味で犯罪の教唆になる場合が少なくないでしょう。警察と検察は,もっといろんなことを勉強し,企業犯罪をまともに処理できるようになってもらいたいものです(検察出身者が巨額の脱税等の犯罪の手助けをしたという事例もありましたが,とんでもないことです。そのような人間の中には今でも平気で法律家顔をし続けていることがありますけど,論外です。しかし,マスコミは何もとりあげませんね。不思議です。)。

私は,企業活動とは,要するに「商売」に過ぎないので,あまり細かいことを言うと最初から成立しないものだと理解していますし,あまり細かいことを言う気もありません。でも,それでもなお,最低限,法を守ることが当たり前の条件になっています。単に企業法のレベルであっても,競争関係にある企業が法を守らない場合には,法を守っている(法令遵守のためのコスト負担をしている)企業との関係において圧倒的に有利になってしまうので,そのこと自体で「不正競争」の一種になると理解しています。食品を含む製品の原産地や性能等の偽装事件も同じですね。

とは言っても,現実は現実・・・

悩みが尽きませんね。(苦笑)

投稿: 夏井高人 | 2009年1月13日 (火曜日) 07時01分

夏井先生
 ご応答恐縮でございますm(_ _)m
 下請けの不祥事に対する元請けの責任ということになりますが,元請けが自分の名前で放送してますから,批判も責任も直接くると思うので,アウトソーシングは安上がりとか,下請け業者の買い叩きやツケ回しなんて,もうできなくなった時代なのでしょう(その方がいいけれど)。
 ちょうど平成元年ころ、「秘書がやったので知らない。秘書が勝手にやった。」という言い訳が代議士業界で通用しなくなったように。

投稿: キメイラ | 2009年1月12日 (月曜日) 23時47分

キメイラさん コメントありがとうございます。

「あるある大辞典」とか,まあいろいろありますね。(苦笑)

結局,TV局内で従業員が必死になって番組をこしらえることなく,安易に外注したりするからこういうことが起きやすくなってしまうのではないでしょうか?

TV局に限らず,どの業種においても例外なく,「アウトソースで安上がり」みたいな経営方針は,根本から見直すべき時代になったのではないかと思います。

投稿: 夏井高人 | 2009年1月12日 (月曜日) 21時50分

 朝日さん,またですか?
 系列新聞の「サンゴ落書き捏造事件」を覚えている世代なんですけど。もちろんTVと新聞は違うのは分かってます。でも世間はそうは見ない。
 「良い新聞,育てる読者の厳しい目」という新聞標語を絶賛されていたような記憶がありますが,TVには通用しないんでしょうか?>朝日系列様

投稿: キメイラ | 2009年1月12日 (月曜日) 19時12分

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