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2009年1月 4日 (日曜日)

これまでを振り返る

昨年末の記事なのだが,高木浩光さんがとても面白い記事を書いておられた。私も基本的には同感だ。

 今年一年の日記を振り返る
 高木浩光@自宅の日記: 2008年12月31日
 http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20081231.html

何も分かっていないのに専門家顔をしている人が多すぎる。単なる金儲け主義者に過ぎないのに企業経営者としてやりたい放題のことをしている人が目に付く。そして,かなり深刻な問題が眼前にあるのに何も問題意識を持ちたくない(持っていてもことをあらだてたくないと考える)奴隷のような人々が多すぎる。やはり,「日本は,中国や韓国と変わらず,本当にアジアの一部なのだなァ」と心の底から思ってしまう。

かと言って,西欧が立派かというと,そんなことはない。

とりわけアングロサクソン流の「哲学」のようなものが厳然と存在しており,インターネットの世界においてもそれが支配的だと言って過言ではないだろう。そして,建前としての法的権利が一定の目的の下で常に根こそぎ破壊され反故にされてしまうことが多々ある。この点は,スポーツ競技の国際ルール変更の様子とあまり変わらない。

日本で,「インターネットのガバナンス」を口にする人々は,ここらへんの認識と勉強があまりにも足りなすぎるのではないだろうか?

あるいは,本当は判っているのかもしれないが,大衆に迎合したり,あるいは,「愚かな大衆にはどうせ判りやしないだろう」と思って,いい加減なことをやっているのかもしれない。

どちらにしろ,一般市民が賢く活動的ならない限り,何も解決できなことだけは確かだ。

しかし,みんな(要するに)面倒くさいのだろう。

自分の平穏な生活が脅かされない限り,どうでも良いのだ。

本当は,目前に戦争の危機が迫っていたとしても,そのような国民の性格傾向が変化することはないだろうと思う。

というわけで,世間に変化が現れることには期待せず,ともすると無気力になってしまいがちな自分を叱咤し,頑張り続けて約20年たつ。

これからの道筋も険しそうだ。あるいは,藪しかないかもしれない。

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