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2009年1月20日 (火曜日)

雑感

新しいテーマについて研究を開始してから約2年が経つ。

当初は,ある判断基準を確立すれば解決できる問題が多かった。少なくともそう認識していたし,実際そうだった。解決の見込みはある。

しかし,研究を進めるにつれ,これまで誰も気付いていない問題が山積していることが次第に判ってきた。「寝た子を起こす」ような発言をして注意を喚起すべきか,それとも,解決の目処がたってから研究発表をすべきか・・・常に悩む。

私自身は,名誉も学位も全く無意味なものであり,何か具体的で権威がありそうな「かたち」を示されないと価値判断ができない普通の人々のために用意されている偶像のようなものだと信じている。それゆえ,研究途中に発見した問題点については,それに関する研究論文を自分が書かなくても,その存在という事実を公にすることがしばしばある。私が提供したヒントに基づいて,誰かに研究してもらえれば世間のために少しは役にたったことになるだれろう。そして,名誉や権威は,それらの人々が獲得すれば良い。私がその分野の第一人者である必要性や必然性など全くない。

しかし,無責任なことはしたくない。仮に単なるヒント程度のものであったとしても,中途半端な理解で問題提起をし,世間を騒がせただけでおしまいというのでは無責任だ。だから,悩む。

ここ数週間,ある問題とずっと取り組んできた。問題の深刻さを思い知らされた。しかし,これまで誰も指摘したことのない問題だ。

どうすべきか・・・

そろそろ研究資金が尽きてきたし,資金提供をしてくれるようなありがたいところもなさそうので,お金のかかる資料収集等の作業は諦め,天空を仰ぎながらしばし黙考し続けることにする。

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