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2009年1月19日 (月曜日)

携帯電話産業の行方

不景気の影響というよりも「飽和(=生産過剰)」による結果と言ったほうが正しいのではないかと思われるが,世界的な規模で携帯電話の売り上げが伸び悩んでいる。携帯電話会社の多くが,装置を販売することからコンテンツを販売する方向に方向転換を図っているようだ。

 Mobile phone giants dial up entertainment in growth bid: analysts
 Yahoo (AFP): Jan 17, 2009
 http://tech.yahoo.com/news/afp/20090118/tc_afp/lifestyletelecomtechnology_20090118031654

しかし,ここでもまた,コンテンツの生産過剰が発生することになるだろう。

なぜなら,人類が消費可能なコンテンツの総量(時間数)は,総人口数×利用可能時間数(平均8時間未満)が上限だからだ,消費のために要する時間の総量が,この数字を上回るときには絶対的に破綻する。もちろん,人類の楽しみはコンテンツを消費することだけではないし,携帯電話を使うことのない人々も多数存在するので,実際の数字は,この最大限度数の何百分の一かになる。

私個人としては,やはり本業を大事にすべきだろうと思っている。要するに,通信会社は,ちゃんと通信接続ができるように普通の経営努力を継続することが大事だ。

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