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2008年12月27日 (土曜日)

RFIDタグの利用状況

米軍が新型のRFIDタグを積極的に利用するために購入を始めた模様だ。下記の記事が出ている。

 Series of firms win Defense contracts to provide new RFID technology
 nextgov: 12/23/2008
 http://www.nextgov.com/nextgov/ng_20081223_1609.php

 Series of firms win Defense contracts to provide new RFID technology
 nextgov: 12/23/2008
 http://www.nextgov.com/nextgov/ng_20081223_1609.php

また,中国では,RFIDの製造が積極化している模様だ。下記の記事が出ている。

 DAILY RFID all set to enter passive RFID market
 merin: 27 Dec, 2009
 http://www.merinews.com/catFull.jsp?articleID=154476

これに対し,日本では,消極的な記事が出ている。

 日本ベリサイン/RFID活用のEPCサービス終了
 lnews: 2008年12月22日
 http://www.lnews.jp/2008/12/30360.html

RFIDタグについては,プライバシー保護の観点から様々な問題がある。しかし,そのような問題をきちんと解決し,正しいプライバシーポリシー(日本国では総務省と経済産業省のRFIDプライバシーガイドライン)に準拠した利用をする限りにおいては,非常に便利な道具であることを否定できない。

RFIDタグに限らず,どんなデバイスでも同じなのだが,社会の中で特定のデバイスを利用しようとする場合,どのような利用方法も可能なのではなく,常に一定の制約条件がある。その制約条件の下でも十分に合理的かつ適法にビジネスを展開することが可能なはずなのだが,そう考えないで「金儲け」のみに目がくらんでいるような企業は,結局,最終的には失敗することになる。

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