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2008年12月22日 (月曜日)

政府:犯罪対策の新方針

下記の記事が出ている。

 振り込め詐欺対策を強化=大麻取締法見直しも-犯罪防止へ新行動計画決定へ・政府
 時事通信: 2008/12/22
 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2008122200234

サイバー犯罪に対する対応もしっかりとやってほしい。

[関連記事]

 死因究明センター「全都道府県に」提言…法医学会
 Yomiuri Online: 2008年12月22日
 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20081222-OYT8T00205.htm

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コメント

キメイラさん 

いつもコメントありがとうございます。

私は,ギャク漫画やナンセンス漫画も好きですけど,本当は,ガロの世代なので,つげ義春氏の作品なんかのほうが好きです。
また,手塚治虫氏の「鉄腕アトム」や白土三平氏の「カムイ伝」などは,なかなか奥が深くて今でも勉強になることが多いです。

しょうもないB級SF漫画も随分と読みました。当時はまだ実現されていなかった技術がその漫画の中には登場します。人々の夢だったんですね(←エイトマンの強化剤がなぜ煙草型になっているのかについては,いまもって謎のままですが・・・(笑))。それと同時に,未来社会で起きる様々な出来事の負の面もよく考えてストーリ構成されているものが多かったように思います。ある意味で社会派作品であったと評価することも可能でしょう。

最近では,「超能力」とか「魔法」とか「超自然力」とかいったものを素材とする漫画が多いですね。人間が本来もっている能力のマキシマムが明確にわかってしまっているので,逆に「自己の能力を拡張できたら」という願望が強くなってしまうのでしょう。そして,非常に大事なことは,そのような漫画の世界では,そのような拡張された能力が,科学技術を応用した何らかの装置や機械によって実現されるのではなく,生体である人間にビルトインされた一種の能力として実現されていることです。このことは,遺伝子操作を含め,何らかの方法によって現実に人間の能力を拡張または抑制するような生体科学技術が未来社会の中では実現されているかもしれないということを示唆します。なぜなら,そのようなタイプの漫画を読んで育った子供達の中には,間違いなく未来の技術者や科学者が含まれており,そのような人々の中には,漫画の中にあった超能力などを実装するための科学技術研究に没頭し実現してしまうような人がきっと含まれているはずだからからです。それと同時に,生体としての人間の能力を拡張した場合に生ずる様々な問題を示唆する漫画もありますね。それはそれで一つの示唆として受け止める必要があると考えています。そのような負の側面について考え,批判し続けることになるような人もまた,きっと若い世代の中に含まれているのだろうと信じております。

ただし,「漫画のストーリーどおりにサクセスする」とか,「漫画のとおりにやればトップとして君臨できる」とか単純に信じてしまう人がいるとすれば,そのような人は,はっきり言って馬鹿ですね。私が言っているのは,そういうことではなく,示唆されていることを素直を受け止め,自分の問題として考え続けるということなんですよ。

勿論,漫画を読んだということだけでは「考え続ける」ことはできませんので,漫画の世界にずっぽりとはまりこんでしまって,そこから抜け出ることのできないような人には感心しませんね。

さて,漫画についても世代間のギャップが発生してしまっていますね。(笑)

まあ,それはそれで良いのじゃないでしょうか?

あと何十年かすると,そろそろ引退に近いオジサンやオバサンが「エヴァンゲリオン」などを熱く語り合い,若い世代が話題について行けずにポカンとしている・・・といったような光景があちこちで観察されるようになっているのではないでしょうか?(笑)

投稿: 夏井高人 | 2008年12月24日 (水曜日) 07時47分

>「スーパージェッター」か「エイトマン」くらい速くないとだめです

 私ばかりのレスですいません。o(_ _*)o
 夏井先生と私は「おおむね(w」同世代かと思います。今年の忘年会の2次会で,両方の主題歌はもちろん,スーパージェッターのセリフ部分まで忠実にソラで再現して熱唱して,なぜエイトマンのTV放送が急きょ打ち切られたかを話したら,若いSE連中が「( ゚Д゚)ポカーン」でした。_| ̄|〇
 速さのほかに,レインボー戦隊ロビンの文系理系のチームワーク及び宇宙少年エースの独断専行も必要な時代かもです。(アラフォーの部長世代も「白黒TVは(∩ ゚д゚)アーアーキコエナイー(∩д∩)ミエナーイ」かもですが(爆笑。)

投稿: キメイラ | 2008年12月24日 (水曜日) 01時15分

キメイラさん コメントありがとうございます。

何でもかんでも早いですね。口先だけで格好良いことを約束するよりも先にさっさと大事なことを実行してしまわないと追いつきません。比喩的に言えば,「スーパージェッター」か「エイトマン」くらい速くないとだめです(←ネタが古過ぎて,若い世代には全然判らないかも・・・(笑))。

まあ,何と申しましょうか,年齢とは無関係に,今起きていることに常に好奇心をもって臨み,かつ,人類の歴史上の教訓を踏まえて正しく判断し,かつ,迅速果敢に実行するというのが理想なんでしょうけど,現実には,「国の予算(税金)」とは利益団体が貪りかじり取る対象としての宝の山になってしまっていて,政策の適否も何もあったものじゃないので,どうしようもないです。

米国のように,政権交代がときどきあり,それに伴って上級公務員が一斉に交代してしまうような国家組織になっていると良いのでしょうけどね。しかし,残念ながら,日本では無理でしょう。有象無象の利権が強固にからまってしまっているので・・・

投稿: 夏井高人 | 2008年12月23日 (火曜日) 12時22分

>夏井先生
 笛吹けど踊らずで対策法案も対応システム案も店晒し。サイバー犯罪ワールドだけが有事即応状態(コンバットレディネス)で「発展」していく。
 もちろん人権保障や国家権力の乱用防止のためには古典的な慎重審議が望ましいわけですが,サイバークライムワールドはベースがドッグイヤーですし,最先端はゼロディアタックなわけで(東京地裁で有罪認定されたAXXXS事件は講演後3時間弱の模倣犯!),国会議員への啓蒙が必要なのかと思えども(以下略。

投稿: キメイラ | 2008年12月23日 (火曜日) 09時40分

キメイラさん こんにちは。

サイバー犯罪条約について,「国会は既に承認の議決をしているのだから,日本国憲法の定める条約尊重義務からしても,関連する国内法の議決をしないということは許されないことであり,もしそれがいやだというのなら,サイバー犯罪条約から脱退する議決をすべきだ」という趣旨のことを出版物に書いたことがあります。しかし,そのことを理解できている国会議員は一人もいないようです。国会議員の大半は法律家出身ではないので,「国会が条約を承認しただけでは駄目だ」ということを理解できなくても無理はないと言えばないのですが・・・

通信傍受法については,刑事訴訟法に基づき裁判所が発する検証令状に基づく検証手続によって無制限に通信傍受がなされることの弊害があったことから,特別法として制定されたわけなのですが,現在,裁判所では,通信傍受法が適用されない通信の傍受については元通り一般的な検証令状でいくというのが普通の考え方になっているようです。でも,これでは何のために通信傍受法を制定したのか分からなくなってしまいますね。「法律がなくても刑事訴訟法の解釈でできる」というのであれば,最初から通信傍受法を制定しなくても良かったことになりますが,まさに「それでは駄目だ」という意見が多かったからこそ通信傍受法が制定されたというのに,何となく脱力してしまいます。
民事の実体法の分野ならいざしらず,刑事法の領域においてこのような類推解釈的な行為をどんどんやられてしまったのでは,もう既に法治国家ではありません。「人権保障のために,適正な刑事手続に関する憲法上の枠組みある」という当たり前のことを忘れてしまっている裁判官が意外とたくさん存在するのかもしれません。

そして,どちらの問題についても,「神の神はいない」という政治学上の一般問題の一つとしてとらえることができるでしょう。

でも,結局のところ,このようなしょうもない国にしてしまったのは,国民自身なのではないかと思います。選挙で国会議員を選んできたのは国民なわけだし・・・

投稿: 夏井高人 | 2008年12月23日 (火曜日) 06時18分

>サイバー犯罪に対する対応もしっかりとやってほしい。

 僭越ながら同感です。
 欧州評議会サイバー犯罪条約締結(批准)に伴う刑事法(刑法(特別方)・刑事訴訟法)改正案が、長期にわたり店晒し状態。共謀法案とガッチャンコしたためとは言え。ハイテク犯罪条約仮訳から既に10年近くたってます。
 それに,通信傍受法がサイバー犯罪にほとんど適用されない規定も,諸外国にはアンビリーバボーですし。

投稿: キメイラ | 2008年12月23日 (火曜日) 00時38分

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