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2008年11月20日 (木曜日)

オンラインゲームのアイテム

以前は,ゲーム機にROMカセットを差し込み,ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどを楽しんでいたが,最近では,ゲームそのものにさっぱり興味をもてなくなってしまい,現実のゲームの世界からは遠ざかっていた。

その間に,ゲームの世界ではオンラインゲームが盛んになっていたようだ。いろいろと聞いてみると,日本というよりは,韓国や中国で非常に加熱しているらしい。中国では(合法なのか非合法なのかは分からないけれど)オンラインゲームのアイテムが高額で取引されることもあるらしい。

「自分の努力で獲得してこそ意味のあるものではないか」と考えるのは,私のような古い世代の人間だけになってしまったのかもしれない。要するに,お金でアイテムを取得することについて何らの心理的抵抗もなく,「勝ちゃいいんだ。勝ちゃ!」という感じの人が増えてしまったのかもしれない。これもまた現代の世相の一つというべきものなのだろう。嘆かわしいことだ。

ところで,次のようなニュースが流れていた。

 不正アクセス:キーロガー使用の高校生ら3人送検 北海道
 毎日jp: 2008年11月20日
 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081120k0000e040015000c.html

この事件は,キーロガーを用いて他人のIDとパスワードを盗み出し,ゲームサーバに不正アクセスした上で,不正に取得したアイテムをネットオークションで売却したという事件のようだ。

アイテムは電磁的記録なので「盗む」ことはできないし窃盗罪にはならない。ここらへんの法解釈は非常に面倒。

しかし,他人のIDとパスワードを使ってアクセスすれば,明らかに不正アクセス罪になる。

分かるわけがないと思ってやったのだろうけれど,これだけ単純な手口だと簡単にアシがついてしまうということに気付かなかったのは愚かとしか言いようがない。

ただ,そのようにして入手したアイテムの電磁的記録がネットオークション上で売却可能だというところが興味をひいた。

法律家の中ではあまり研究されていない分野の一つかもしれない。

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