ネット賭博にハマって人生を終りにしてしまった女性達
ネット依存には色んなタイプのものがあるようだが,ネット上の賭博にはまってしまうのは,ネット依存症とはちょっと違っているかもしれない。ネットを介していても,現実世界の賭博にハマるのとあまり変わらない心理が機能しているのではないかと想像されるからだ。
しかし,現実世界とは異なり,ネット上の賭博(ギャンブリング)については,その世界の中に入っていくことについてあまり心理的抵抗感がないかもしれない。OSにオマケとしてついてくるソリティアを楽しむのと同じくらい気楽にネット上の賭博を受け入れてしまうかもしれないからだ。
そして,ネット上の賭博は現実世界の賭博と同じように,現実のマネーを必要とする。それが不足すると,普通は悔やみながらやめることになるのだろうけれども,中には窃盗に走ってしまう人々もある。
下記の記事に出てくる女性達もその例のひとつだ。
More women gambling, losing
Cincinnati.com: November 23, 2008
http://news.cincinnati.com/article/20081123/NEWS0107/811230334
日本では,このような事例はまだ報告されていないのではないかと思う。日本においては,競馬や競輪などの例外を除いては,原則として賭博が禁止されているので,米国とは事情が異なっている。
しかし,現実世界では,パチンコにハマってしまって身を持ち崩したり家庭を崩壊させてしまったりする人々がいないわけではないから,潜在的可能性としては,この記事のような人々が出てくる可能性は十分あるのではないかと思う。
そして,もしヤクザやマフィアなどが違法な賭博行為をネット上でやっているとすれば,この記事と同じようなことが日本でも発生するかもしれない。
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